
週刊東洋経済、気になるタイトルだったので紙媒体で購入しました。
金(ゴールド)について
まずは金(ゴールド)について。

(図は本誌より)
昨年一年かけて上昇しており、今年に入っても上昇しています。
要因としては
①ウクライナ侵攻や中東紛争など地政学リスクを受けた安全資産志向
②世界的な財政支出拡大とインフレ進行で現金からの投資
③米ドルや米国債への不信が促す各国中央銀行の金買い
④金ETFを通じた機関投資家などの流入
が本文であげられています。
私が個人的に気になったのは③ですね。ロシアのウクライナ侵攻で、米国は米国内でロシアが保有する米国債を凍結してしまった。
これにより今まで米国債を買っていた新興国の中央銀行が不安を覚えて、米国債を売り、金(ゴールド)に乗り換えた。また中国もすごい勢いで金(ゴールド)を買ってます。
この各国中央銀行の金(ゴールド)買いは、すごいインパクトだと思います。
暗号資産(ビットコイン)について

(図は本誌より)
ビットコインはなんといってもトランプ政権でしょう。
トランプは第一時政権のときは、ビットコイン(暗号資産)に関してそれほど友好的ではなかったのですが、2024年の大統領選が近づくにつれてその姿勢を劇的に変化させ、推進する側にまわりました。
戦略備蓄構想はまだ制度化されたわけではないんですが、トランプはかなり積極的な姿勢を示してします。
また本誌ではビットコインが年内に20万ドルまで上昇する(現在は約10万7千ドル)というアナリストの意見も紹介しています。
感想
またやはりほとんどの人の資産運用は株式と投資信託が中心だと思うので、その何割かを金(ゴールド)やビットコインで持つという方法はありかもしれません。
ビットコインに関しては、色々調べたうえで、自分がその将来性を信じられるならもう死ぬまで保有するいうのが素人には一番いいかなと思いますけどね。メンタルが試されるとは思いますが。
(くれぐれも投資は自己責任でお願いします。)